タイワナビー台湾から

台湾で色々している日本人

もうすぐ私の場所に台風1号がやってくる

台風の脅威が身近な台湾

台湾は台風が発生すると結構な確率で、直撃する。というか台風の通り道に台湾があると言ってもいいくらい。そして日本でも今話題になっているみたいだけど、ついに今年初の台風がやってくる。しかし台湾では日本人ほど「初物」に反応しない。みんな「あ、台風生まれたみたいね」ぐらいのノリで大騒ぎもしていない。でも台風が来るというニュースが放送されると、みんなすこ~しソワソワし始める。

 

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明日休みになるかもしれない…

もともと台湾は祝日が極端に少ない。年に数えるほどしか国民全体が休む休日がない。6月以外毎月何らかの祝日がある日本とは大きな違い。(まだ増えそうだし)だからこそほとんどの学生・社会人は台風接近中の一報が聞こえると、毎時間ごとに台風の進路を確認して、どうか休みになってほしいと願っているのだ。もちろん台風が来るとやはり雨も風もかなり激しいので、学校・仕事が休みになるのは当たり前である。台風が過ぎ去ったあとは街路樹の多くがなぎ倒されていて、風雨の凄まじさを感じる。しかし台湾人至っては至って「台風に慣れている」感じだ。そしてみんな台風がどうか自分の愛する島そして街に直撃するように願っているのだ。

 

大体台風による休日が政府から発令されるのは台北市なら前日の夜9時頃になる。そして休日の文字を見た瞬間、多くの(ほとんどの)台湾人はガッツポーズを作り台風襲来を祝福しあうのだ。

 

さて、今はまだ夕方6時半。明日は休みになるのかどうか…。誰も知らない。