タイワナビー台湾から

台湾で色々している日本人

台湾でインフルエンザになっちゃった!(たぶん)

新年早々、なんと高熱でぶっ倒れた。

ある週末、彼と一緒に映画館に行ったのだが、上映中もかなり館内が寒く震えながら2時間ほど過ごし、劇場を出てから「なんで台湾の映画館はこんなに寒いのよ!」と体を文字とおり震えさせながらかなり悪態をついていた。

なんてことはない、高熱による悪寒でした。

(ただ、台湾のいや南方地域アルアルで施設内の冷房いつでも効きすぎという問題はあるが)

帰宅後、暖房をマックスにし、パジャマを上下2重に着込み、さらにかけ布団を2枚用意し、その中に入ってもまだ体中の震えが止まらないほど。そしてそのまま眠りに落ち、起きると39.5℃ということになっていた。

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普段あまり風邪は引いても高熱は出ない私は翌朝、彼氏に診察所に連れて行ってもらうことにした。その診察所は家から近いドクター一人、看護師一人、薬剤師一人で経営されている非常にこじんまりとしたものである。そこで私は一生懸命頭が朦朧としながらも自分の症状の辛さを異国の地でドクターに訴えたのである。

「熱が39.5℃、体中の関節が痛い、喉が痛い、食欲がない、とにかくしんどい」

そしてこの時(1月中旬)この症状を言えば、まず日本なら強制的にインフルエンザ検査が執行される。選択肢はまずない。綿棒のような棒を鼻の奥にぐにぐにつっこまれるという、私が大学生の時に初体験した際に「あぁ。お嫁にいけない」とまで思わせたあの検査を!

しかし、ココは台湾。その医者さんは「うーん、台湾でインフルエンザ今聞いたことないから!だからとりあえず風邪の薬出しておくから、様子見て」と。

インフルエンザの恐ろしさをしらない幸せ

そして家に帰っても解熱剤を飲んでいるときだけ1時間ほど熱が下がり、そして寝汗ドバー、発熱39度に戻りを繰り返し消耗していく私。ただ驚いたのが、30歳オーバーの彼はインフルエンザの経験が一度もない。だからインフルエンザを風邪のちょっとすごいやつ?とくらいしか考えていないのである。だから、私と密室にいても平気で隣でスマホゲームしているし、私が食べ残した食事を平気に食べていた。そして今でもピンピンしている。

おそらく、台湾はインフルエンザが好む気候ではないから、日本のように爆発的に流行するということはないのでは。特に台北は寒くても湿度がかなり高く、インフルエンザウィルスにとっては繁殖しにくい条件のようだ。

だからこそ、最初に行った町医者の先生もインフルエンザということが念頭にないのだろうと思う。

ただ、一向に回復する気配がないのでもう一度同じ先生の所に行くと、やっと…やっと!あの鼻に突っ込む綿棒タイプのインフルエンザの検査をしてくれた。(これで私がインフルエンザということが証明できる)と心のなかでかなりワクワクしていた。

が、検査結果は陰性。

この綿棒検査実は精度はそれほど高いものではないらしい。先生からも100%ではないからね〜と笑顔で言われる。そして「ま実際にわかんないから、タミフル出しとくから様子見て」と再度。

でもね、、、でも、、、

私でも知っている事実。それはタミフルは発症から48時間以内に飲まないと効果が期待できないということ。

「明らかに過ぎちゃってます〜48時間。先生ー!」

まぁ、でもしょうがない。ココは台湾だ。薬を飲んで案の定、あまり効き目はなく39度代の熱が平熱に戻るまで6日間を必要とした。本当に海外でインフルエンザは辛すぎ。ただ、教訓もひとつ学んだ。

自分でもしかして、と思ったら検査をお願いしてみよう

今回のようなインフルエンザは私も過去に何度も経験している。そして発熱をしたその時からあーインフルやっちゃたなーと感じていたのだ。つまり言葉で自分の症状を伝えることが難しい海外では自分の過去の経験からみてインフルエンザではないかと思っていると医師に伝えるべきだと思った。そして検査だけでも受けてみるとかするだけで、重症化を防ぐことも可能なのでは。

もちろん最終的には医師の指示に従うのがベストではあるが、今回のインフルエンザにかかったことで、次回からは高熱がガツンと出たときはまず最初に自分の意見を伝えてみようと決めた。