タイワナビー台湾から

台湾で色々している日本人

台湾のコーヒー文化が盛り上がっている!

先日仕事で台湾のコーヒーフェスにお邪魔をした時にびっくり驚き。なんと会場入りまで7月末の炎天下の太陽の下3時間!それでも台湾全土と日本からやってきた有名コーヒーショップの1杯を求めて本当にたくさんの来場客が台北の華山文創園区に集結!

このイベントは台湾でBEAMSなどの日本のアパレルブランドの代理販売をしたり、フージンジエと呼ばれるオシャレなエリアでカフェなどを運営する「富錦樹グループ(フージンツリーグループ)」が主催。もともと台湾でも感度が高くてオシャレな若者にフォローされている企業グループの主催なので、来場者はイケイケの若者だけなのかな?と思ってたが、中でも幅広い年齢層の方がいた。

 

茶藝からコーヒーへ

もともと台湾茶として知られる「茶葉」の有名な産地である台湾。街中を歩けば茶館と呼ばれる中華風の茶道を楽しめるお店が数多くあった。人々の間には昔から、飲み物をこだわりをもって淹れ、そして楽しむ。という意識があったのだろう。

このような脈々と受け継がれる「茶文化」が今はコーヒーの方面に転化し、花開いているように思う。

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ハンドドリップのコーヒーも増えてきた

ただ、台湾のコーヒーは基本的にはアメリカン。地価が物価や給料に比べるといびつに高い台北では、小さな店では基本的にゆっくりと一服をしたり、休むという概念があまりない。回転率を上げて利益を稼ぐのが一般的な方法だ。だからこれまでカフェの多くもアメリカンコーヒーでしかも60分の制限時間付きという場所も少なくなかった。(またはカフェを飲み干すとすぐさまカップを片付けられ、無言のプレッシャーを感じることもよくある。)

しかし、このコーヒー文化の盛り上がりを受けてハンドドリップが楽しめるお店も最近では増えてきたと思う。そして時間を気にせずにゆっくりと友達との会話を楽しんだり、読書を楽しめるカフェがもっともっと増えればいいなぁと思う。

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